農作物を食い荒らす

果樹園や民家に被害をもたらす

女の子

ハクビシンはジャコウネコ科の哺乳類で、よく誤って発見報告がなされるくらい外見はタヌキに似ています。外来種だと考えられていますがいつ頃日本に入って来たのか確かなことは分からず、法律上は外来生物には指定されていません。ハクビシンは比較的低い海抜の山間地に生息しており、その一部は人間の生活圏と重なっています。そのため、以前より果樹園を中心とした農作物に対するハクビシンの被害が報告されていました。また近年は山林の減少に伴い住宅地に出没することもあり、民家に入り込むなどの被害も出ています。こうした被害の拡大は同じく外来種であるアライグマと似ており、今後はこうした外来種同士の生存競争も行われるようになるのではないかと考えられています。

許可が必要

現在では害獣として認識されているハクビシンですが、注意しなければならないのはこの動物が鳥獣保護法による保護の対象になっていることです。そのため単に家の近くで見かけたというだけでハクビシン駆除を行うことはできません。実際に物理的・経済的被害がある場合にのみ駆除が認められます。またその場合でも、市町村等に申請してハクビシン駆除に関する許可を受けてからでなければ駆除できません。ではどのような場合に駆除が認められるかというと、代表的なものは先に述べたような農作物への被害、そして天井裏などに棲みつかれてしまう被害です。このような場合は専門のハクビシン駆除業者に依頼して捕獲、または追い出しを図ってもらいます。成功したら再侵入を防ぐためにすき間をふさぐ工事などを行ってハクビシン駆除は完成します。